前回お休みさせていただきました。
毎回楽しみにしていただいている方すみません!今回からまた張り切って更新していきますね!
第8回:無垢床 VS シートフローリング、決着をつけるなら「無垢」一択の理由
家づくりを進める中で、住宅展示場の営業担当からこんな説明を受けたことはありませんか?
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「無垢材は隙間が空きやすいし、傷もつきやすいですよ」
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「価格も高いから、表面だけ天然木の『突板(つきいた)』にしませんか?」
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「シートフローリングなら汚れに強く、メンテナンスも楽で安いです」
これらは、住宅業界でよく聞かれる**「常套句」です。しかし、この説明は半分正解で、半分は「大切な視点」が抜け落ちています。今回は、特に関心の高い「凹み傷」**の真実について深掘りします。
1. 「傷つきやすい」は「直せる」の裏返し
確かに、無垢材(特にスギやヒノキなどの針葉樹)は素材が柔らかいため、強い荷重がかかればシートフローリングよりも凹み傷はつきやすいかもしれません。
しかし、ここで注目すべきは**「木材の構造」です。 無垢材は無数の「細胞(小さな部屋)」の集合体でできています。凹み傷とは、この細胞が圧力で一時的に潰れた状態。つまり、「細胞を元の形に戻してあげれば、傷は消える」**という理屈です。
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無垢材のケア: 水を含ませてアイロンを当てるだけで、驚くほど元通りに復元します。凹みだけでなく、カッターのような切り傷にも対応可能です。
2. 「傷に強い」シートフローリングの盲点
一方のシートフローリングはどうでしょうか? 確かに表面の強度は高いですが、電動ソファなどの重量物を置けば、やはり凹みは生じます。しかし、表面がプリントシートである以上、一度潰れたら最後、二度と元には戻りません。
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シートの弱点: 切り傷がつくと、表面のシートが剥がれ、中の合板(下地)の色が露出してしまいます。直すには専用の補修材で「埋める」しかありませんが、素人が違和感なく仕上げるのは至難の業です。

結論:その後の「暮らし」を想像してみる
「無垢は傷がつく、シートはつきにくい」。 言葉だけを切り取ればその通りですが、**「ついてしまった傷とどう付き合っていくか」**まで想定すると、選択肢は変わるはずです。
時とともに味わいが増し、自分で直せる無垢床か。 新品の状態がピークで、傷が「劣化」として残るシートか。
次回も引き続き、この「無垢 vs シート」の特徴をさらに深掘りしていきます。後悔しない床材選びのために、ぜひ参考にしてください!

