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2026.08.25 ( 建築ブログ )

予算を決める方法。part.17 睡眠の質を上げるために

第17回目のテーマは、誰もが気になる【睡眠の質】についてです。

突然ですが、人は一生のうち約「3分の1」をベッドの上で過ごすと言われています。年数に換算すると、なんと約25年〜33年!人生の大半を夢の中で過ごしている計算になりますよね。

それなら、家を建てるときに「いかに質の良い睡眠がとれるか」を考えるのは、とても大切なポイントだと思いませんか?

今回は、住宅計画で見落としがちな「睡眠の質と室温の関係」についてお話しします。

脳を休ませるカギは「頭寒足熱」

人の体は、皮膚から熱を外へ逃がすことで「深部体温」が下がり、スムーズに睡眠状態に入っていきます。

そして、この深部体温を一番下げて休ませたい場所こそが「脳」です。 睡眠の本来の目的は、しっかり脳を休ませること。そのために理想的な室温は「19℃」と言われています。

「でも、冬場に19℃だと寒いのでは?」と思うかもしれません。

実は、人は寝るときに掛け布団を被りますよね。布団の中の温度(寝床内温度)は「約33℃」が最もリラックスできる適温です。

  • 頭(室温):ひんやり19℃

  • 体(布団の中):ぬくぬく33℃

この「頭は冷えていて、体は暖かい」という温度差(頭寒足熱)こそが、脳をしっかり休ませ、睡眠の質を劇的に向上させてくれるポイントなのです。

人気の全館空調や床暖房、実は要注意?

最近の家づくりで大人気なのが「全館空調」や「床暖房」です。 家中が暖かく快適な素晴らしい設備ですが、睡眠の視点から見ると、実は注意したいデメリットもあります。

  • 部屋全体の温度が上がりすぎて、脳がうまく冷えない

  • 室内の湿度が下がりすぎて、乾燥で目が覚めてしまう

「せっかく高額な設備を入れたのに、なんだかぐっすり眠れない…」なんてことになっては勿体ないですよね。

家を建てる前の「お試し」がおすすめ!

言われないとなかなか気づけないポイントですが、住宅計画を進める前に、ぜひ今のお家で「睡眠時の室温と布団のバランス」を試してみてください。

「どの室温と布団の組み合わせが一番すっきり目覚められるか?」を体感してみることで、自分たちにとって本当に全館空調や床暖房が必要なのか、どんな空調計画がベストなのかが見えてきます。

一生の1/3を過ごす大切な睡眠時間。 ぜひ、お家づくりの参考にしてみてくださいね☺

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