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2026.08.04 ( 建築ブログ )

予算を決める方法。part.16 ローコスト住宅の上がり続ける住宅費

みなさん、こんにちは!

ようやく、ようやく……! 三本木モデルハウスのオープンイベントが無事に終了いたしました! ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました!

イベント期間中は完全燃焼で、しばらく気持ちが上の空(抜け殻状態…?)になっていましたが、8月に入り気持ちも新たにブログ連載を再開していきます!

今回のテーマは「予算を決める方法 part.16」。 最近、こんな噂やニュースを耳にしたことはありませんか?

「ローコスト住宅とハイコスト住宅の価格差が、どんどん縮まっている…?」

実はこれ、噂ではなく紛れもない事実です。 以前であれば、両者の間には 1,000万円近い価格差 があることも珍しくありませんでしたが、現在はその差が急激に縮小しています。

なぜ、ローコスト住宅の価格がここまで上がっているのでしょうか? 今回はその背景にある5つの主な理由を解説します。

ローコスト住宅の価格が急上昇している「5つの理由」

① 歴史的な円安による「輸入木材(ウッド)」の高騰

これまでローコスト住宅の強みであった「海外産の安価な木材の大量買い付け」ですが、近年の歴史的な円安の影響をダイレクトに受け、仕入れ価格が著しく高騰しています。

② 資材の流通停滞と大量発注メリットの薄れ

住宅設備などの選択肢を極力絞ることで「大量発注⇒低価格提供」を実現していましたが、接着剤や部材などの世界的な資材不足・流通滞留が発生。思うように大量発注ができず、コストカットの仕組みが機能しづらくなっています。

③ 人件費(施工費)の高騰

職人不足や物流コストの上昇に伴い、人件費が大きく高騰しています。これまでのように「自社の努力でコスト増を吸収する」という限界を超えてしまっているのが現状です。

④ 工期の長期化による利益の圧迫

資材調達の遅れなどによって建築工期が長引くと、そのぶん現場管理費や仮設費用が増加します。結果として、企業の利益を大幅に圧迫する要因となっています。

⑤ 断熱性能・省エネ性能の義務化

省エネ基準の適合義務化や高性能住宅へのニーズ高まりにより、一定水準以上の断熱材やサッシ、設備を導入することが標準となりました。これにより、標準仕様の底上げ=建築原価の底上げにつながっています。

住宅業界の激変と、これからの家づくり

こうしたコスト高騰の波は、普段住宅業界にいないお客様にもリアルに伝わっているようです。 最近では住宅会社紹介カウンター等でも、「新築だけでなく、リノベーションに対応できる会社を紹介してほしい」という方が増えています。

さらに、長野県内でも馴染みのあった全国展開のハウスメーカー(Aホームさん等)が倒産・法的手続きに入るなど、住宅業界全体の淘汰や再編・合併が現実味を帯びて加速しています。

これからの時代、どこで家を選ぶべきか?

今の住宅業界は、数値上のスペック(耐震性や基本的な断熱性など)においては、どの会社を選んでも一定以上の高い水準が確保できる時代になりました。

だからこそ、これからの家づくりで重要なのは「単なる価格比較やスペック競争」ではありません。

安さだけを理由に選ぶことが難しくなった今だからこそ、差別化と選択が求められていくんでしょうね。

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