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2026.01.15 ( 建築ブログ )

予算を決める方法。part.2【インフレ(値上がり)の攻略方法】

【インフレ】って悪者?

― 実は“資産を持つ人が得をする時代”の話 ―

待ちに待っていただいたシリーズ Part.2
今回のお題は 「インフレ」 です。

米が上がる。
ガソリンが上がる。
家の価格も上がる。

毎年のように物価が上がり、お財布を圧迫する――
それがインフレ。

多くの人にとって、インフレは
「生活を苦しくする嫌な存在」 に見えます。

ですが実は、
インフレには はっきりしたメリット もあります。


インフレとは何か?

インフレとは簡単に言えば、

お金の価値が年々うすまっていくこと

です。

たとえば
今の1万円の価値が、10年後には約8,000円分になる。
同じ物を買うのに、より多くのお金が必要になる。
これがインフレです。


インフレで得をする人

この仕組みを考えると、
インフレで得をする人がはっきり見えてきます。

① 借金をしている人

住宅ローンのような「額が固定された借金」は、
インフレが進むほど実質的に軽くなります。

今の10万円の返済は、
10年後には「いまの8万円くらいの感覚」になる。

借金の金額は変わらないのに、
お金の価値だけが下がるからです。


② 住宅や不動産を持っている人

いま3,000万円で建てた家が、
15年後には同じ内容でも5,000万円しないと建てられない。

これは「家の価値が上がった」のではなく、
お金の価値が下がっただけ。

でも結果として、
先に買った人のほうが得になります。


一番損をするのは「現金だけの人」

一方で、タンス預金や預金口座に現金を置いているだけの人は、

  • 金額は減らない

  • でも価値は減る

という状態になります。

10年後に100万円あっても、
いまの80万円くらいの価値しかない。

何もしていないのに、
インフレによって資産が削られていくのです。


それでも生活が苦しい理由

ここで、日本特有の大きな問題があります。

それは
**「物価は上がるのに、給料が上がらない」**こと。

本来インフレでは、

物価↑ → 企業売上↑ → 給料↑

となるはずですが、日本では

物価↑ → 給料ほぼ据え置き

という状態が続いています。

理由は、日本社会が長年
**「デフレ脳」**で生きてきたから。

  • 値上げするとお客が逃げる

  • 人件費はコスト

この考え方が強すぎて、
給料を上げる仕組みが弱いまま来てしまったのです。

だから今、

給料が変わらない = 実質的に毎年減っている

という状態が起きています。


日本は“異常なほど”耐えてきた

海外ではインフレと賃上げがセットで進んできました。
でも日本は30年近く、

  • 物価を抑え

  • 給料を上げず

  • 何とか耐え続けてきた

これは世界的に見ても異例です。

そして今、その歪みが一気に出始めています。
日本もいよいよ「普通のインフレ国家」へ戻りつつあります。


インフレ時代の対策

では、この時代に個人ができることは何か。

答えはシンプルです。

① 現金を持ちすぎない

生活防衛資金を残し、
余剰資金はインフレに強い資産へ。

② 株や不動産を持つ

企業の利益や家賃は、
物価とともに上がる。

③ 将来必ず必要なものは早めに買う

住宅、設備、車など、
**「いずれ買うもの」**は、
お金の価値が高いうちに。


借金は「悪」ではない

大きな借金に不安を感じるのは当然です。
でもインフレ時代においては、

低金利の借金は、

人生を助けてくれるツール

になります。

今買わなければ、
数年後にはもっと高い金額で同じものを買うことになる。

「借金が怖いから」と何もしないことの方が、
長期的にはリスクになる時代に入っています。


インフレは敵ではありません。
何を持っているかで、味方にもなる

この構造を知っているかどうかで、
10年後の差は大きく開きます

アイキャッチ画像の物は個人的なバイブルで名著だと思ってます。ぜひ皆様ご一読くださいませ~

 

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